ドラマ「やんごとなき一族」ナレーターに花江夏樹、深山家の使用人の視点で
こやまゆかり原作によるTVドラマ「やんごとなき一族」のナレーターを、花江夏樹が務める。
新型コロナウイルスによる制作スケジュールへの影響により、初回放送日が4月14日から21日に延期された「やんごとなき一族」。庶民の家庭から上流階級の一家・深山家に嫁ぐことになった篠原佐都が、夫の深山健太とともに理不尽な家のしきたりへ立ち向かう“アフター・シンデレラ・ストーリー”が描かれる。ナレーションは深山家に仕える使用人の視点で語られ、花江は「ナレーターとして、佐都が頑張っている姿や、大変な目に遭っている姿をのぞき見しているような気持ちになりました」とコメントを寄せた。なおフジテレビのドラマに花江が参加するのは今回が初めてだ。
花江夏樹コメント
出演が決まったことへの感想
すごく光栄なことだと感じました。どうやってナレーションしようかと、いろいろ家で考えてきたのですが、最初のイメージよりもちゃんと一人の登場人物としてドラマに関わっている感じがしました。
台本を読んだ感想
(今作の)ナレーターは“深山家の使用人”という設定なんです。はじめは“住む世界が違いすぎるでしょう”と、佐都を少し馬鹿にするような雰囲気のセリフもあるのですが、ストーリーが進むにつれて、佐都のことを応援する気持ちが大きくなっていって…。この使用人は、割と調子がいい人なんだと思います(笑)。ナレーターとして、佐都が頑張っている姿や、大変な目に遭っている姿をのぞき見しているような気持ちになりました。
ナレーション収録の際に意識したこと
使用人という役柄なので、非常に丁寧な口調であることもあり、年齢のイメージが上がってしまう部分もあって。ですが、監督からの“若めのイメージで”というディレクションも踏まえて、かっちりと話していた部分を少し崩してみるなどの遊びを取り入れて、若さを表現しました。
視聴者へのメッセージ
原作を読ませていただいて、“きらびやかな世界の中で庶民がどうやって生きていくか”というのがすごく面白く描かれていたので、それがドラマになった時にどうなるんだろう?と思っていました。ナレーション収録の際にドラマの映像を見せていただいたのですが、皆さんのイメージがぴったりで、本当に漫画から飛び出してきたかのようでしたし、早く全部見たいなと思いました。物語をのぞき見るように、ぜひ一緒に楽しみましょう!
木曜劇場「やんごとなき一族」
フジテレビ:2022年4月21日(木)より毎週木曜日22:00~22:54 ※初回は15分拡大
出演者:土屋太鳳、松下洸平、尾上松也、松本若菜、渡邊圭祐、松本妃代、馬場ふみか、佐々木希、石野真子、倍賞美津子、木村多江、石橋凌 ほか
原作:こやまゆかり「やんごとなき一族」(講談社『Kiss』連載)
脚本:神森万里江、青塚美穂
音楽:木村秀彬
プロデュース:宋ハナ
制作プロデュース:古郡真也
協力プロデュース:三竿玲子
演出:田中亮、三橋利行、水戸祐介
制作協力:FILM
制作・著作:フジテレビ